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17(木)
和の住まい推進関係省庁連絡会議発行の「和の住まいのすすめ~今に生きる日本の住まいの知恵~」を全14回にわたってご紹介する連載「和の住まいのすすめ」
今回はその第12回目「日射熱を集め蓄えて暖かくする」です。
日射熱を集め蓄えて暖かくする
冬に太陽からの日射量が多い地域では、日中の太陽熱を室内に取り入れて暖房の効果を得ることができます。暖房効果は、太陽熱を室内に多く取り入れて(集熱)、熱を蓄えて夜間などに持ち越す(蓄熱)ことで得られますが、屋根・壁・床や開口部などの断熱性を高めて熱が室内から外に逃げないようにすることが必要です。
かつての日本の住まいから、このうち集熱と蓄熱に効果のある手法を見出すことができます。
「掃き出し窓」などの大きな開口を設ける住宅のつくりは、集熱に適しています。「掃き出し窓」を南面に連続して設けることにより、集熱の効果が上がります。窓の上にある程度深い軒があっても、冬期は太陽高度が低いので、集熱が損なわれることは少ないと言えます。
蓄熱の効果を得るためには、土・石・陶器質タイル・瓦・漆喰など、熱容量が大きな材料を室内に用いることが必要です。「土壁」を外周壁や間仕切り壁に用い、漆喰塗り仕上げなどとすることも蓄熱効果を高めるために有効です。また、「土間」は熱容量が大きな材料を用いやすい床です。南玄関の土間床を大きく取りリビングにつなぐプランなども考えられます。
土壁や漆喰塗り仕上げの壁装。風合いがよいことに加え、土壁は蓄熱にも効果がある(写真:季刊「チルチンびと」(風土社))
和の住まいのすすめ~今に生きる日本の住まいの知恵~(和の住まい推進関係省庁連絡会議 発行)
P15[日射熱を集め蓄えて暖かくする]より抜粋
過去の関連ブログはこちら
→連載「和の住まいのすすめ」No.01
→連載「和の住まいのすすめ」No.02
→連載「和の住まいのすすめ」No.03
→連載「和の住まいのすすめ」No.04
→連載「和の住まいのすすめ」No.05
→連載「和の住まいのすすめ」No.06
→連載「和の住まいのすすめ」No.07
→連載「和の住まいのすすめ」No.08
→連載「和の住まいのすすめ」No.09
→連載「和の住まいのすすめ」No.10
→連載「和の住まいのすすめ」No.11
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