屋根材として最も好まれる色は、落ち着いた色調の黒色や濃い茶色ですが、 その一方で最も太陽からの光を吸収してしまう色です。
“クールベーシック”は太陽光に含まれる赤外線を選択的に反射させることによって、 黒色や濃い茶色でも小屋裏温度の上昇を防ぎ、快適で健康な住空間を創造します。
タイプI
タイプI
スマート
スマート
“クールベーシック”は、人の目に見える可視光線を吸収し、人の目には見えない赤外線を選択的に反射することのできる意匠性と太陽エネルギー反射性を併せ持つインテリジェントルーフです。
クールベーシックの赤外線域における太陽光エネルギー反射性能は、板金屋根材や化粧ストレート屋根材と比べて5倍以上の性能を発揮します。
この反射性能により、夏場の冷房負荷電力の削減やヒートアイランド現象、地球温暖化の抑制に効果を発揮します。
どちらも可視光線を吸収するので見た目にはどちらも黒色ですが、サーモグラフィー画像では表面温度の違いがはっきりとわかります。
この違いの理由は、クールブラックの赤外線反射性能が板金屋根材(黒色)と比較して約5倍もの赤外線反射性能を発揮するからです。
試験棟を用いた夏季遮熱性能試験にて、遮熱性能を評価しました。
屋根を通過する熱を低減させることにより、室内温度の上昇を防ぐため、エアコンの消費電力が削減でき、環境にも家計にも優しい瓦です。
試験結果の消費電力を一般住宅の夏場1ヶ月の電気代に換算した結果、クールブラックで約1,200円、クールブラウンで約1,100円が節約できる結果となりました。