2015/09/28 製品について
陶板壁材「スーパートライWallシリーズ」発売開始に関するお知らせ
新製品として「スーパートライWallシリーズ」を発売させて頂くこととなりましたので、お知らせいたします。
新製品名
「スーパートライWallシリーズ」
開発経緯
現在、外壁材市場においては、高価格帯である外壁タイルと、比較的安価な窯業系サイディングや金属サイディングとの二極化が進んでおります。このような状況下、当社が128年に亘って製造販売してきた粘土瓦の特性と、その生産技術を発展させることで、消費者に新たな選択肢を提供できるのではないかと考え、2012年(平成24年)10月に新たに連続焼成炉ローラーハースキルンを取得し、陶板壁材の研究を進めて参りました。
2015年(平成27年)3月には、基礎研究が完了し、外壁材のみならず内壁材としての使用も見据え、量産化の試験を開始するに至りました。合わせて、陶板壁材の製造販売を新たな事業として開始することを2015年(平成27年)4月14日に公表させて頂きました。
この度、瓦の持つ優れた特性を活かすことに成功した、陶板壁材「スーパートライWallシリーズ」を新製品として発売させて頂くこととなりました。
発売日
2015年(平成27年)10月1日
製品定価(税抜)
5,000円/枚(9,067円/㎡)
カタログ
特徴
意匠性:焼き物特有の落ち着いた風合いと高級感のある質感
- 多様な色彩や意匠、質感を実現
焼き物が本来持っている自然な風合いと高級感を保ちつつ、ゆう薬や焼成方法によって多様なバリエーションを実現します。
耐久性:原料粘土を高温で焼き締めることによる高い耐久性
- 粘土瓦同様に、高温で焼成することで硬い陶器質を形成
- 変色や変質が生じにくく、美しい外観を保つことが可能
一般的な外壁材である窯業系サイディングに比べ、塗り替えといったメンテナンス費用が軽減されます。さらに、屋根材として粘土瓦を組み合わせることで外装全体のメンテナンス費用をより軽減することが可能です。
※本製品は耐凍害製品です。
施工性:中空形状による軽量化、大判化・金具留め工法による窯業系サイディング同等の施工性
- 下地処理や専門の職人の熟練技術の要求が軽減
製品寸法はタイルと比べると大判であり、また金具による留め付けが可能なことから窯業系サイディングと同等の施工性を実現します。
※表面意匠により、中空形状・大きさは変化します。
仕 様
寸法:全長1,810(900~2,000)mm
働き幅303mm
厚み20mm
重量:約30Kg/㎡未満
材質:陶器質(せっ器質(Ⅱ類))
施工:金具留め工法・目地シール処理
用途:屋外壁・屋内壁
表面意匠・カラーバリエーション 基本パターン※2
プレーン(ホワイト)
ワイドボーダー(ブラック)
スリムボーダー(特ブラウン※1)
※1 特注色となります。
※2 基本となるパターンのため、上記以外にも様々なバリエーションをご用意可能です。
また、上記表示と現物には、意匠・カラーに差が生じる場合がございますので、実際のご採用の際には、個別サンプルをご確認いただいた上で仕様決定となります。
製品定価(税抜)
5,000円/枚(9,067円/㎡)
対応納期
ご注文から30日を納品の目安とさせていただきます。なお、上記以外の特別仕様(表面意匠、カラーなど)をご要望頂く場合には、サンプル確認までの日数が別に発生いたしますのでご了承下さい。
イベント情報
2016年(平成28年)1月29日(金)~31日(日)
東京ビッグサイト(東京国際展示場)
2016年(平成28年)3月8日(火)~11日(金)
東京ビッグサイト(東京国際展示場)
本件商品の詳細に関するお問い合わせ先
営業企画部 木村
TEL 0569-29-4699
FAX 0569-28-5566
E-mail n-kimura@try110.com