カワラッパの工場紹介
製造工程3成形
荒地を金型でプレスし、瓦の形に成形します。この工程が終わると、つい先ほどまで粘土の板だった材料が、ぐっと瓦らしい形になっていきます。この工程では金型に粘土が貼りつかないよう離型油を噴霧します。
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瓦を作りやすい長さに粘土の板を切ったよ。これは荒地(あらじ)と呼んでいるよ。
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あの機械に荒地が入ったら、瓦の形になっちゃった!
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これは「プレス機」といって、セットされている金型(かながた)に荒地を入れて、力をかけると瓦の形になるんだ。
実はこの瓦を作る金型は阿久比工場の中で作っているんだよ。
良い瓦を作るのに金型はとても重要だから、阿久比工場の金型専門の人たちに定期的に手入れしてもらっているんだ。
瓦の形になった成形品(せいけいひん)を持ってみるかい? -
あれ、曲がっちゃった!? なんだか手がべとべとするよ〜!
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思っていたより軟らかかったかな? これは水分があるからなんだよ。べとべとするのは離型油(りけいゆ)といって、金型と荒地がくっつかないように塗ってあるんだ。